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石と宇宙(ソラ)のお話

「ホテル・ルワンダ」

「ホテル・ルワンダ」という映画が公開されるそうです。

映画はほとんど興味がなくなり、多分これも見に行かないと思うのですが、それでもドキュメンタリーの物は興味をそそられます。

 その内容は、その土地の民族の対立やそれにまつわる色々な事が背景にあるようですが、簡単に言うと「シンドラーのリスト」のようなお話だそうです。

 大虐殺があったお話ももちろんですが、その中で特に私が気になったのは・・・、 
ホテル・ルワンダより
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~~カメラマンのダグリッシュは狂乱と化した街で精力的に取材を続けていた。彼の撮ってきた映像を観てショックを受けるものの、これが世界で放映されれば国際救助が来ると確信するポール。しかしダグリッシュの答えは違った。「世界の人々はあの映像を見て──“怖いね”と言うだけでディナーを続ける。」ダグリッシュは国連のオリバー大佐にもカメラを向けるが、大佐は「我々は平和維持軍だ。仲裁はしない」と繰り返すことしかできない。

 海外資本であり、国連兵士もガードするミル・コリンには民兵たちもうかつには手が出せず、ホテルは難民キャンプのような様相を見せ始めていた。困惑するポールに、オリバー大佐はヨーロッパ諸国が介入の準備を進めており、数日でルワンダに到着すると話す。

 数日後、ポールたちの元に待ちに待ったベルギーの国連軍が到着した。しかし、それはルワンダ人を助けるためではなく、犠牲者の出ている国連兵士や職員、そしてルワンダにいる外国人を退去させるためのものだった。それは、世界がルワンダに背を向けたことを意味していた…。
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世界にはこういう時のために国連などが居るのだと思ったのですが、何も手を出さない・・・・。仲裁もしない・・・・・。

一体どうなっているのでしょうか???

何も助けにくる人がいないのではなく、そばにそう言う人がいるのにもかかわらず、みな助けてくれない・・・・・。

 何のための平和維持軍なのかと思います。

そして、スマトラ沖地震の後の援助物資の行方も、問題があるそうです。
政府軍から民衆に届けられるのは、
全体の1割だけ、とも。

そこの天然ガスの利害にもからんで、民衆の受け取る利益もお決まりのようにごくわずかーーーー。

 でもそこの天然ガスは日本にも輸入されており、図らずもまったく無関係ではないみたいです。

 川の向こうに援助物資が山のようにつまれていても、勝手にとってはいけないらしい・・・・。何故かと聞くと、
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 「村長がくれないの」と言う。配給は、援助団体から各村ごとに分けられる。お米は大人1人1ヶ月25kgもらえると言う。そして、村長が各家族に分けるのだ。しかし、アリシャさん曰く、彼女の夫が津波で行方不明になり、村の名簿に彼女と子どもたちの名前がなかったことから、配給がもらえないのだという

 外国人に言いつけたと思われれば、あとでもっと嫌がらせをされて、村から追い出されかねないという。
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この記事をリンクできないのはとても残念だ・・・・。

「かに さえ」さんと言う方が書いてらっしゃる。「スマトラ」と言うワードと一緒に検索すれば出てくると思うが・・・。


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